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二〇〇一年六月二十八日、私は京都、宝ヶ池の国際会議場で優雅な初夏の庭園を見ながら昼食をとっていました。
紛争と国際開発に関する国際機関や各国援助機関のスタッフの人と二日間の会合の初日でした。
午前中に平和教育に関する発表を終え、リラックスして食欲に任せ、どういうわけか(スプーンではなく)フォークでカレーライスをむさぼっておりました。そのとき、ガキッ!と音がして下の右前歯に鈍痛が走りました。
フォークを変な角度で思いきり噛んでしまったのです。
グラグラする前歯を舌で探って何とか元の位置に戻し、その後は前歯を使わないように気をつけて会議を乗り切り、帰京しました。
二週間様子を見ても一向に良くならないので、近くの日曜日にもやっていた緊急歯科に行ったところ、「折れている可能性が大」として昔通っていた柴田歯科を紹介され、すぐに電話したところ、玉木先生が出られて翌日に診てくださりました。
やはり折れていたので、抜歯する他はない、とのことでショックでした。
インプラントを勧められ、不安でしたが、入れ歯やブリッジ等の他の方法と比べた利点を分かり易くご説明してくださいましたので、せっかちな私は「では今日お願いします」と申し上げたところ、なんと二ヶ月ほどかけて、歯茎をキレイにすることから始める、といわれビックリ。
手術自体はあっけないほど簡単に終了し、その後三ヶ月おきに定期検診を受けておりますが、全く違和感はなく、外見上も、他の歯と見分けが困難です。
玉木先生には申し訳ないのですが、私にとっては、インプラント手術はあまりにも簡単に終わり、印象が薄いのです。
むしろ、歯周病予防のためのブラッシング指導や定期的な歯石除去などの「歯のメンテナンス」体制にしっかり組み込んでいただいたことが、「瓢箪から駒」でした。
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